Pilates Motion Atlas
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背中の動的ストレッチ(四つ這いで腕を通す)

別名スレッド・ザ・ニードル(糸通し)

背中・脇腹の動的ストレッチの動作解説・四つ這い

背中の上部の回旋を、動きながら少しずつ大きく動かす動的ストレッチです。運動の前の準備にも使えます。

目安はじめては小さな動きで5〜10回。慣れてきたら10〜15回。回数と時間の目安 →

背中の動的ストレッチ(四つ這いで腕を通す)の動作の一場面を示す3D模式図
教材の動作から選んだ一場面です。開始姿勢から戻るまでの流れは3Dで確認できます。

どこを動かす種目?

背中の動的ストレッチ(四つ這いで腕を通す)の対象は「背中の上部の回旋」です。四つ這いの姿勢で行います。

動的ストレッチ(動きながら伸ばす)の種目一覧へ →

スタートポジション

四つ這いになり、手を肩の下、膝を股関節の下に置きます。

動作の流れ

  1. 01姿勢を整える

    左手で床をしっかり押します。

  2. 02小さく動かす

    右手を左手と膝の間から左へ通し、胸を下げます。次に右腕を天井へ上げて胸を開きます。

  3. 03範囲を広げる

    目線で右手を追いながら、通す・開く範囲を少しずつ大きくします。

  4. 04小さくして止める

    動きを小さくし、四つ這いに戻って止めます。

3D教材では、それぞれの段階で一時停止し、横・真上・足の方から体の位置を確認できます。

自分で確認すること

腰まで大きく回っていないか(回るのは胸から上か)、支える肩がすくんでいないかを確認します。

やり方を調整する

やさしくする:腕を上へ開く動きだけにし、通す動きは省きます。

もう一段深める:通したときに、肩と側頭部を床に近づけて少し止めます。

注意

鋭い痛み、しびれ、めまい、息苦しさ、不安があれば中止してください。治療中、手術後、妊娠中などは担当の医療専門職に確認してください。

参考資料

各資料の説明は、その資料全体が扱う範囲です。

Behm DG ほか. Acute effects of muscle stretching on physical performance, range of motion, and injury incidence in healthy active individuals: a systematic review. Appl Physiol Nutr Metab. 2016 ↗
静的・動的・PNFストレッチの直後の影響を比べた総説。長い静的ストレッチの直後は成績がわずかに下がる場合がある一方、短い静的ストレッチやPNFも、動きのある準備運動と組み合わせれば準備運動に含められるとしています。

このページの表現について

動作の代表例を紹介しています。3Dは模式モデルで、個別の適応判断や運動処方、診断を示すものではありません。痛みや違和感がある場合は中止してください。

参考資料・監修と改訂の方針